洋画・邦画のヌキ所

AVだけがエロじゃない!名作映画を楽しみつつ濡れ場シーンを堪能

連続殺人犯の不条理な逃亡劇

タイトル 復讐するは我にあり
ジャンル 犯罪
制作国 日本
制作年度 1979年
上映時間 140分
監督 今村昌平
主演 緒形拳(榎津厳)
三国連太郎(榎津鎮雄)
倍賞美津子(榎津加津子)
小川真由美(浅野ハル)
濡れ場タイム 21分、40分、65分、72分、77分、88分、114分、116分
粗筋

少年期から詐欺を繰り返す「榎津(えのきず)」は、現金輸送車を襲い2名の運転手をなんの躊躇いもなく殺害する。事件はすぐさま全国へと知れ渡り、警察もかつて無いほどの大規模捜査を繰り広げる中で、犯人榎津の78日間に渡る逃亡劇が始まった。流れ着いた浜松では、旦那に虐待を受ける連れ込み宿の女主人と関係を持ち、家族とも親しくなる。女主人「ハル」も、殺人の前科を持つ母親も、榎津の素性に気付きながら警察へ通報する事はしないのだが、そんな二人にも榎津の容赦ない魔の手が忍び寄るのだった。

感想

「楢山節考」や「うなぎ」などで世界的にも評価の高い今村昌平監督が「役者の濡れ場を撮りたくて制作した」らしい映画です。正直言って今村映画は苦手の部類で、あまり興味が沸かないのですが、例外的にお気に入りなのが、フランキー堺主演「幕末太陽傳」と本作「復讐するは我にあり」です。

主人公の榎津は、実在の殺人犯「西口彰」が下敷きとの事。敬虔なカトリック信者として育てられながら、幼少期から詐欺や窃盗を繰り返し、36歳で現金輸送車を襲った折に2名を殺害。その後の逃亡生活でも3名を殺害した連続殺人犯として、犯行の翌年に処刑されたそうです。

邦題の「復讐するは我にあり」の意味が解らないという方が多いようです。カトリックの主人公にちなみ新約聖書からの引用だとすれば「因果応報」と解釈できます。おそらく単純にそういう意味でしょう。しかし言葉通りとるならば、犯人の歪んだ人格は、敬虔なカトリック一家に対する反発や、鬼畜とまで言われた当時の米国進駐軍(GHQ)への怒りがそうさせたのだと言っているようにも思えますね。結局、その復讐の矛先が、唯一自分を匿い理解してくれる近親に向けられてしまった事が、犯罪の不条理性を表現しているのかも知れません。制作に際し、佐木隆三の原作を元に綿密な下調べを行い、実際の犯行現場付近で撮影を行うというこだわりを見せる反面、犯罪の動機が描写されていない点も、ここら辺にあると思うのは穿った考えでしょうか。

濡れ場

倍賞美津子、小川真由美の熟専女優による濡れ場満載です。やはり一押しは、倍賞美津子演ずる「加津子」と、その「義父」三国連太郎の露天風呂シーン。義父に思いを寄せる加津子が、禁断の愛を求めておっぱい揉みまくられてます。いけないことだと解っていてもと、その一線を越える加津子の緊張感を巧みに演じています。(感心してどうすんの) 唐突な濡れ場が多い(一時期の日本映画全般に言える)今村監督作品ですが、この映画に限っては違和感なし。そう言えば同監督の「うなぎ」でも唐突に濡れ場が出てきますね。しかもバイブ攻めとは・・・。

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