ここではインターネットを閲覧するためのソフト「インターネットブラウザ」の設定を確認します。現在もっとも利用されているのが Windows に標準搭載の Internet Explorer (IE)で、普及率は80%を超えています。続いて Mozilla が提供する Firefox。普及率10%には届かない物のかなりの善戦と言って良いでしょう。それではこの両ブラウザの要点を解説します。
2008年9月時点での最新版は IE7 ですが、現時点で利用ユーザの多い IE6 を使用します。まず IE を起動し、画面上に並ぶメニューの[ツール]から[インターネットオプション]を選択して下さい。
[インターネット一時ファイル]の[設定]をクリックし、使用するディスク領域のサイズを[500]MB以上に設定してください。これより小さいと、高画質の動画が再生できない場合があります。またあまり大きく指定すると無駄にハードディスクの容量を消費するので、500~2000程度の範囲で指定します。
画面上部に4つのアイコンが並んでいます。それぞれに細かく設定したい所ですが面倒なので、[規定のレベル]にしておきます。
[インターネット]アイコンをクリックして、画面下の[規定のレベル]ボタンが無効(グレーで押せない状態)なら設定済みです。もし有効になっている場合は、ボタンをクリックして[規定値]に設定します。アイコンは4つあるので、それぞれに設定してください。
2008年9月時点での最新版である Firefox 3.0 でご説明します。標準搭載されている IE と違い Firefox の場合、最新版を使用している方の方が多いためです。
まず Firefox を起動し、画面上に並ぶメニューの[ツール]から[オプション]を選択して下さい。
Firefox の設定画面は[タブ]ではなく[アイコン]が並んでいます。
[同時に複数のタブを開いて Firefox の動作が遅くなるときは確認する]というオプションは、必ず[有効]にして下さい。これが「ブラクラ対策」になります。
[JavaScript]は[有効]に、[Java]は[無効]に設定します。
[JavaScriptを有効にする]オプション右側にある[詳細設定]ボタンをクリックして下さい。[詳細設定]ダイアログが表示されるので、次画面のようになっているか確認します。