最低限の安全対策チェック項目

「自分は大丈夫」の過信が致命傷。アダルト動画を楽しむ前の下準備

プロキシサーバで匿名性確保

インターネット上での匿名性保持に欠かせないのが「プロキシサーバ」。匿名性と安全性を高めるための必需品と言われています。「プロキシサーバ」は「プロキシ」「プロクシ」「代理サーバ」「串」など色々な呼び方があり、プロキシを使用することを「串を刺す」などと表現したりします。より安全性を高めるために、複数のプロキシを経由する「多段串」利用もされています。

まず本題の前に、プロキシサーバって何なのかを簡単にご説明しておきましょう。

プロキシって何なの

誰かに電話をかける時には、まず相手の電話番号が必要ですよね。しかも電話番号は、その人だけの固有の番号なはずです。仮に同じ電話番号を持つ人が複数人いたら、電話をかけると誰に繋がるか解りません。

インターネットも電話と同様で、現在インターネットに接続しているすべてのPCが個別の番号を持っているのです。この番号の事を「IPアドレス」と呼びます。「IPアドレス」は2桁の16進数をドットで区切りで4個並べた数字です。これを10進数で表現すると、理論上では [000.000.000.000] から [255.255.255.255] までの番号があります。

まず下の図を見てください。

通常の接続

これはインターネットにPCを直接接続した場合のイメージです。このPCはインターネット上では [1.1.1.1] という番号を持っている事になります。一方、ルーターを介して接続した場合は

ルーターを使用した接続

ルーター自身が [1.1.1.1] の番号を使用し、PCはルーターが内部で自動的に割り当てた [2.2.2.2] を使用します。ここで問題になるのが [1.1.1.1] の番号です。この番号はプロバイダが割り当てているため、IPアドレスを知ることで、ある程度プロバイダ名を推測できます。また何らかの理由でプロバイダに情報開示要請が出た場合、接続ユーザまで特定することが可能です。このように「IPアドレス」から「個人情報」に繋がる痕跡を残さない仕組みが「プロキシ」です。

プロキシを使用した接続

この例では、ルーター以降の番号は同じですが、直接インターネットに接続しているのはプロキシサーバの [3.3.3.3] です。そのためプロバイダで割り振った [1.1.1.1] という番号を、インターネット側から隠匿できるのです。

匿名性の確保は、同時に、悪意を持った攻撃者への対抗策としても有効です。

プロキシサーバの使い方

使い方自体はとてもに簡単です。インターネットブラウザのプロキシオプションに、プロキシサーバのアドレスを設定するだけです。またプロキシ専用ソフトを使用すれば、複数のプロキシサーバを自動的に切り替える事も可能です。

プロキシサーバはどこで探すの

これが一番やっかいな問題でしょう。有料プロキシサービスは国内でも何社かありますが、無料プロキシサーバはほとんどありません。無料で行いたい場合は海外のサービスを探す必要があります。またプロキシの性質上、同じアドレスで運用されている期間が短いため、有効なサーバを探すのは大変です。

プロキシの問題点

前述した有効性に反して、いつくかの問題点もあります。

インターネットの表示速度はプロキシサーバに依存します。そのため海外サーバを利用した場合、国内サイトへ接続しても海外サイト経由になり、動作スピードはどうしても遅くなりがちです。特に動画を見ようと思うなら要注意事項です。

次にプロキシサーバには種類があり、すべてのデータを経由できる保証が無い点です。「サイトは表示できるけれど、動画が見られない」というケースは、使用するプロキシサーバが「動画配信ポート」に対応していない事があります。

プロキシサーバは必要なの?

ある意味では「無用の存在」と言えます。それは「匿名性が必要なサイト」を使用しなければよいという考え方です。「悪意の攻撃に対する防御」という視点にも若干の疑問を感じます。インターネットでのデータ送受信はIPアドレスによって行われるわけで、たとえプロキシを経由しても、その経路を調べる事は可能です。ダウンロードしたウィルス付きフィルを実行する危険性などはプロキシに関係ありません。

プロキシを使える環境であれば積極的に使ってください。しかしプロキシ経由だという安心感におぼれる事の無い行動が大事です。

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