こんな手口に要注意

ウィルス・ブラクラ・スパム・不正請求。アダルトサイトに潜む罠とその対策

P2Pソフト Share 利用者を一斉逮捕

11月30日、ファイル共有(P2P)ソフトで、映画やアニメなどの動画を無許可配信していた Share(シェア)利用者 10名が、全国で一斉検挙されました。今まで P2P ソフトの利用で逮捕されたケースのほとんどが Winny 利用者だったのですが、「匿名性が高い」と言われていた Share 利用者の一斉逮捕は、P2P利用者の間でちょっとした波紋を呼んでいるようです。

【共有ソフト「Share」で映画違法配信、一斉逮捕へ 10都道府県】
ファイル共有ソフト「Share(シェア)」を使い、人気映画を著作権者に無断でダウンロードできるようにしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室や警視庁ハイテク犯罪対策総合センターなどは30日午前、著作権法違反容疑で、京都府城陽市の男をはじめ、10都道府県の約10人の逮捕状を取り、関係先の一斉捜査をはじめた。
2009/11/30 産経ニュース より抜粋

ファイル共有って何?という方のために簡単に説明しておくと、P2P(PC to PC) とは、インターネット回線を中継してPCとPCを直接接続し、ファイルを交換する仕組み、またはソフト(システム)を示す言葉です。2000年頃に、音楽ファイルの交換を目的とした Napster(ナップスター)というソフトがアメリカで大流行したのを切っ掛けに、国内では、 WinXM や Winny 等のソフトが使われるようになりました。ここ数年は Share、BitTrrent 等が有名です。個々のPCにインストールしたソフト自体で相互交換を行うため、YourTube に代表される大規模なメインシステムが必要ない、匿名性が高く送信者や受信者を特定しづらい、共有ファイルの中身が解析されにくい等の特徴があります。

このような P2P を行うソフト自体に違法性はありませんし、中央サーバを経由せずに、負荷分散を行う仕組みとして有効なため、多方面で研究・開発されています。しかし実際の利用形態はどうかとなると、そこで交換されているファイルの実に 90%以上が、著作権を侵害した映像・音楽・書籍・ゲーム等になっています。前述した「匿名性」が裏目に出ている証拠とも言えますが、実際の所 Winny や Share 等は、P2P本来の目的を建前に、不正交換を目的に開発されたと見て良いでしょう。もしも開発者が「不正利用目的ではない」と言い張るのであれば、そのような不正ファイルが流通した場合に、適切にシステム上から消去する、何らかの仕組みを作っておくべきでした。

まあ、あまり建前論ばかり言っても、P2P利用者からの嫌がらせを受けるだけなのでこの辺にしておくとしましょう。但し、一つ忠告しておきたいのは、P2Pで流通しているファイルには、かなりの数のウイルスが混入している事実です。Winny の暴露ウイルスにより、個人情報が流出した事件が、何度も報道されているにもかかわらず、利用者は一向に減りません。著作権の問題は別として、少なくとも、PCのセキュリティ対策を自分自身で構築出来ない方が、P2Pに手を出してはいけません。

また現時点では、著作権侵害のファイルのアップロードを行った者のみが逮捕されていますが、2010年1月よりダウンロード禁止法(別コラム)」が施行され、不法ファイルをダウンロードした者も検挙対象となりますので、この点も十分ご注意下さい。

と書いた直後にこんなニュースが

【文科省職員がウィニー使用 生涯学習の内部情報流出】
文部科学省の職員が業務情報を自宅パソコンに保存し、ウィニーを使用して流出させていたことが分かった。流出したのは、生涯学習関係の内部情報やほかの職員数人の携帯電話番号など。 2009/12/04 Yahoo!Japan ニュース より抜粋

肝心の文科省お膝元で、この体たらくとは・・・

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